草場一壽さんから聞いたお話をシェアしますね

閑話休題

おはようございます。今日の名古屋は晴れ ♪
昨日、蒲郡にあります竹島へ行ってきました。ご存知の方も多いかと思います、そう、八百富神社のある島です。
竹島は、海の上に掛かる長い橋を歩いて渡ります。本当に小さな島ですが、そこに自生する植物は特殊で大切に守られています。
島の前の鳥居をくぐって、階段を登って行くと市杵島姫命をお祀りしている八百富神社があり、他にも宇賀神社、大黒神社、千歳神社、八大龍神社がありまして、参拝しながら島の周りを一周できるようになっています。
久しぶりの海は薄曇りだったとはいえ、波の音や潮の香りが心地良くて、広い景色に気持ちも開放されて満喫できました。

そして、そのまま昨日から名古屋で開催の展示会に足を運んで参りました。
陶彩画の草場一壽さんの新作展です。
https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/2724/
私はもうかれこれ10年以上かな?草場一壽さんのファンなのです。陶彩画というのは焼き物です。それが信じられない美しさで圧倒的なのです。全くうまく表現できませんが、とにかく凄い作品なので実際に生の作品を観に行ってみてください!

ここで奇跡的に、作家の草場さんご本人からゆっくりとお話を伺うことができました。
なぜだか会場が一瞬ガランとして、草場さんがフリーになっていたのです 汗
草場さんから伺った内容、深すぎてここでは表現しきれませんが、頑張って少し紹介しますね。

今回のタイトル「復活の女神たち」というのは、世の中が今までの男性的価値観の代表であるお金や権力といったものから変わるときで、これからは女性的感性の時代になるので歴史上消されてしまった女神を掘り起こす意味合いがあるそうです。
そして大切なことは、自分の価値観で「これはマル、これはバツ」と意味づけしていたものごとの全てを見直す作業をすることだと教わりました。
価値観・・・そのほとんどは生またあとに親の影響を受けて身についたもの。これを習得性というそうです。例えば生まれたばかりの赤ちゃんにとってはお金は価値のないものです。お母さんの温もりやミルクの方がずっと大切です。
私たちは自分をもっと開放するために、マルもバツもなくしていく必要があるみたいです。
そして言葉で理解しようとするのではなくて、感性で受け入れること。
ある言葉を持たない部族は、意識の深い所で繋がっていて何かを建造する際も頭の中に同じ設計図が現れるのだそう。
そして、この日の夜中に1回だけ、とても大きな「ド〜ン」という音が天から貫かれたように響いたことについて伺うと、草場さんから「雷」は「神が成る」という話を教えてもらいました。そのことを自分ごととして捉えると楽しいですよ、と仰っていました。
草場さんのお話の全てが、一瞬で悠久の時を超えて古代から神界から世界中を駆け巡ったような感覚で、本当に貴重なお時間をいただきました!